小林弘昇　（株式会社リアルクオリティ　代表取締役社長）
昭和50年10月25日生まれ　34歳。

立教大学法学部国際比較法学科卒。大学在学中は全く勉強せず単位だけを取るだけの生活を送っており、「こんな楽では人生駄目になる」と一念発起し、大学在学中に宅地建物取引主任者試験、不動産鑑定士二次試験に合格。

ラッキーにも最年少で不動産鑑定士に合格し、不動産鑑定事務所にて実務を積むものの、不動産の中でも小さい頃慣れ親しんだ「旅館・ホテル」の仕事から離れられず、大手監査法人系コンサルティング会社KPMG　FASの旅館・ホテルチームの立ち上げ時に参加する。
KPMG在職中は特に旅館専門で旅館のプロジェクトに積極的に参加。旅館のコンサルティング、マーケット分析、キャッシュフロー分析、事業分析等をおもな業務とし、旅館の再建計画策定、コンサルティングを行う

「なぜ旅館？」と良く聞かれるが、旅館との出会いは幼少時。3歳の時に亡くなった祖父が営んでいた熱海の旅館が人の手に渡りマンションへと変貌してしまったことがショックで、旅館への想いは強くなった。この頃の旅館への無念の想いが今に繋がっているのではないかと思っている。


売上コンサル主導の改革で組織がボロボロになって売上が低迷した大型旅館や泊食分離を叫び続けたコンサルに翻弄されて倒産した旅館等を多く見て、自分ならこう助けたいという理念を持ち、独立への意識を強める。

KPMG FASに約4年半在職後退職し、2006年に熱い思いを持って、㈱リアルクオリティを設立。旅館・ホテルに関するコンサルティング、マーケットレポート等を主な業務として現在に至る。

小難しい戦略だの、戦術だのということではなく、「売上を実際に上げる！」ことだけにこだわったコンサルティングを2008年に開始。数社で実績が上がり、より多くの旅館・ホテルの役に立ちたいとの思いから、2010年に「旅館売上.com」のサイトを立ち上げる。